6月 スマートシティ小平推進調査特別委員会
今年度初めてのスマートシティ小平推進調査特別委員会が開催されました。
昨年度末に、委員長の山崎議員が辞職されたことに伴って、
委員長・副委員長が変わり、新しい体制でのスタートです。
今回は下記2つの進捗についての調査を行いました。
■行政手続のオンライン化・情報システムの標準化・共通化の取組について
■GIGAスクール構想の実現に向けた取組について
行政手続のオンライン化は国から示された24手続のオンライン化で、
マイナポータルの「ぴったりサービス」を活用するとのこと。
(児童手当・保育園関連・妊娠届出・介護保険申請)
ぴったりサービスは、主に下記が出来るようになるサービスです。
1.知りたい制度・手続を、簡単検索
2.行政手続きの一部オンライン申請
3.申請書のオンライン入力、印刷
推進のために部会をつくって進める方針との説明を受けました。
しかし、今年度行う予定なのは国から示されているもののみで、
市独自でやることは何が出来るのかの「研究」と「調査」のみとのこと。。
ぴったりサービスで便利にはなりますが、全国で当然やる最低限のこと。
提案している「来庁しなくていい市役所」にはほど遠い状況のため、具体的提案を続けます。
*過去に行った一般質問はこちら
・一般質問①-1 市役所への来庁が不要な行政サービスの充実を
・一般質問①-2 市役所への来庁が不要な行政サービスの充実を
GIGAスクール構想については、ほとんど進捗無し。
質疑から、教員でのデジタル活用は進んでおらず、働き方改革と逆行する現状。
セキュリティの問題から、学校でしか、子ども用のPCでしか資料準備出来ない。
新しく教えることは増えるのに、業務負担は増える一方の状況・・・
負担軽減のためにデジタルを活用すべきと強く要望しました。
また、GIGAスクールの推進担当者も明確でなく、方針も無いことも判明。
国から言われたことだけやる、市として進める姿勢が無いことはよくわかりました。
小平市の教育委員会としてリーダーシップをとって行うべきGIGAスクール構想。
学校間の格差を無くすためにも方針・推進担当は必要です。
いつも学校間の公平性を理由にするが、なぜかGIGAスクールについては学校任せ。
これで困るのは子どもたち・保護者・教員です。
次回は現場視察も予定されているので、課題を明確にして改善を訴えてまいります。