小平二中 自閉症・情緒障がい特別支援学級を視察

今年度から始まった中学校の自閉症・情緒障がい特別支援学級「S組」について視察に。
市民の皆さんからもご要望が多かった「自閉症・情緒障がい特別支援学級」。
私も以前、会派として要望書を提出しました。
その時のレポートはこちら↓↓
https://ishizu-haruka.com/archives/328

議会でも「自閉症・情緒障害特別支援学級を設置することについて」の請願が提出され可決となり
議会としても小平市に求めてきたものです。

すでに1年先に小学校、小平第四小学校に設置済で、中学校でも開始しました。
現在はこのS組に市内から7名の生徒の皆さんが通学されています。
(1年生 3名、2年生 2名、3年生 2名)
担任の先生は2名。加えて非常勤教員1名と学習補助員2名の方もついています。
中学校では他に時間講師で教科ごとの先生が来るのも特徴です。
(国語・社会・数学・音楽・美術・英語)

ホームルームや給食、道徳の授業等は一緒に行っているとのことで
朝の会もみんな一つの教室に集まって、その後各学年の教室に分かれるようになっています。

明るく清潔感のある教室になっていて、クールダウンスペースも確保。
クールダウンスペースにはキャンバスベッドも用意しています。

工夫としては廊下にベンチを設置。
ここでは荷物の整理が苦手な子が荷物整理をしたり
少し落ち着かなくなった時に先生と話せるスペースとして活用されているとのこと。
これは通常の学級にも必要だなと感じました。
また窓には開放制限のロックを設置。安全にも配慮しています。

加えて全教室にホワイトボード。
先生方も丁寧に指導していただいていて、現状はほぼマンツーマンでの指導が叶っているようです。
ただ来年度は受け入れも増えそうなので、人を増やさないと対応が難しいという課題も。
支援が必要な子どもたちに目が行き届く環境づくりのため、引き続き注視していきたいと思います。

実際に見学もしていただけるので、少しでも検討されている方はぜひ実際に見学に行かれるといいかと思います。
小平市立学校自閉症・情緒障がい特別支援学級について|東京都小平市公式ホームページ

引き続き、生徒1人1人の特性に合わせたきめ細かい対応が出来る環境づくり
教員の皆さんが働きやすい環境づくりのために、議会としても都度改善等を求めていきたいです。