活動報告

議会報告

本会議 一般質問①-2 市役所への来庁が不要な行政サービスの充実を

前回に引き続き、来庁不要の行政サービスについてです。
「どこでも行政サービスが受けられる」ような仕組みづくりについてです。

今回小平市DX推進方針が策定されましたが、見ていただくとわかる通り
基本的には国・都のやることをそのままやります宣言。。。
行政の縦割りも相まって、手続き1つに複数部門への申請が必要になる現状も。

例えば自治会関係の申請では関係する課がなんと【12課】!!
1日では到底まわりきれません。ワンストップ手続きにはほど遠い現状です・・

また小平市役所は、なぜか障がい者支援課・高齢者支援課・生活支援課は
市役所の本庁から離れた「健康福祉事務センター」に入っています。
つまり、市民はわざわざ建物を移動して、それぞれの窓口で手続きすることになります。
(地下で繋がってもいないので、天候によっても移動はかなり負担です)

ここで提案したのが、テレビ電話窓口です。
よく銀行等で見かける、テレビ画面で受付担当者が映る形式の窓口です。
これなら、担当課が複数にまたがっても、画面上の担当者が変わるだけ
市民も担当者も移動の必要は無く、専門の担当者から話を聞くことが出来ます。
電話と違って、画面上で一緒に資料を見ることもでき、実際の窓口に近いサービス提供が可能です。
将来的には家にいながら市役所の窓口対応が受けられるようになる可能性も。

前向きな回答はいただけませんでしたが、今後主流になる方式だと考えます。
いち早く導入すべきと継続して訴えていきます。

加えて今回は行政への「市民参加」についても提案をしました。
何かの計画が出来たときに、市民の意見を募る「パブリックコメント」という手続きも形骸化。
案件1つにつき平均して10件しか意見が来ていないことが判明しました
(約200,000名の市民がいて10件・・・)

ならば、パブリックコメント以外の仕組みでも市民の意見を募るべきなんです。
まず、様々な説明会は「動画配信」を一緒に行うことで、まず多くの人に市の情報・計画を知ってもらう。
そしてリアルな説明会とオンライン・動画での説明会のターゲットに合わせた開催時間を設定すること。
この当たり前が出来ていない現状の改善を求めました。

加えて、市民のアイディアを積極的に取り入れるべきです。
例えば高松市では「たかまつアイデアFACTORY」といって市民アイディアを公開、
市民がそれぞれにいいね!するプラットフォームが出来ていたりします。

小平市は今年度せっかくの60周年!
市民からアイディアをもらうチャンスでは?と提案させていただきました。

これには「市長自ら」ご答弁いただきまして(大抵は部長が答弁するのですが)
「提案いただいた市民から意見を募る方法ですか、
DXを活用しながら、市民の声を集めていきたいと思います」とのこと!

市長に直接そう言っていただきましたので、DXを活用して市民の声を集めること
近く形にしていただけると大いに期待して、今後進捗を確認していきたいと思います。

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