会派(議会内でのグループ)の異動をしました

本日、議会内でのグループでもある会派の異動届を提出いただきました。
私は4年前に無所属で当選した時からずっと「政和会」という会派に所属していました。
議会内では最大会派でありながら、いわゆる「野党」の立場で厳しく市政をチェックし
予算や決算においては慎重審議の結果で反対もしてきました。

その状況が変わってきたのが年明け前後。
昨年も反対した全国トップレベルに高い「職員給与の引き上げ」議案に対して
同じ会派を組む自民党議員の方々から「賛成する」という判断が出てきて
その判断に同意できない私と外山議員は「退席」をすることとなりました。

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そして決定的だったのは令和7年度予算の賛否。
今まで「反対」の判断から180度変わっての「賛成」に。
私は予算内容として到底賛成できないと会派の中でも強く訴えましたが、会派の決定は覆らず。
本来は「退席」すべきですが、会派離脱をかけて会派で唯一「反対」をしました。

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さらに市長選挙では同じ会派(政和会であり自民党)の仲間を応援することなく
前回市長選挙では戦い、野党として厳しい指摘もしてきた相手方の現職市長を応援するとの表明。
選挙前には、私も現職市長を応援しているかと誤認されるようなレポートの配布・・・・
市長選挙では会派の他の皆さんは現職市長の応援に入る中で、私は4年間同じ志をもって活動していた仲間の応援に全力で入りました。

様々な考え方があるのは十分認識しているのですが
私は市民の皆さんに託していただいた一人の議員として自分の判断を180度変えたり
おかしいことに気付いてもおかしいと言わない、なんてことは出来ません。

そういった経緯もあり4年間所属した会派、政和会を抜けるという判断に至りました。
この4年間、党の違う私を会派に入れてくださったことには心から感謝をしております。

政和会を抜けた後、1人でやっていくという選択肢ももちろんありましたが
市長選挙を終えて、今の議会は現職市長を応援した議員が大半を占めている状況。
議会のチェック機能の担保、議員の質問権を十分に行使するためにどうすべきかを考えたとき
そして市民の皆さんの意見を代弁し、市民の皆さんが知るべき市の課題を明らかにするにはどうすればいいかと考え
無所属議員の2人で構成する「一人会派の会」に合流することを選びました。

議会改革と市政の厳しいチェックという、今の小平市議会で確実に行うべき方針をともにする
伊藤央議員、安竹洋平議員と同じ会派として心機一転スタートをしてまいります。
会派名もこちらの要望を受け入れていただき「一人会派と維新の会」となります。

今まで以上に果たすべき役割は重くなりますが、全力で議員の仕事を全うしてまいります。