超党派:若手議員の会 シブヤフォント視察

昨日は党派を超えて、39歳以下で初当選した45歳未満の議員で構成する若手議員の会の総会と研修がありました。
私はこの1年間、東京若手議員の会の事務局長の職をお預かりしてきました。

東京若手議員の会とは・・・・
​超党派・若手議員による政策集団。
東京都内の市区町村議会の中で、39歳以下で初当選し、現在45歳未満の議員で構成する、超党派の団体で、関東若手市議会議員の会の東京支部として活動しています。上部団体として、全国若手市議会議員の会があります。
自治体や党派を超えた共通の課題を話し合うために、研修や自己研鑽に励んでいます。
https://www.wakashigi.tokyo/

今回、若手議員の会の東京研修としてお伺いしたのは「シブヤフォント」さんの取組み。
シブヤフォントさんは、日本中・世界中の障がいのある人・デザイナー・障がい者支援事業所によるソーシャルプロジェクト「ご当地フォント」を運営。
https://shibuyafont.jp/

仕組みとしては、障がいがある方が書いた文字や絵を、デザイナーさん(デザインを学ぶ学生さん等)がデザインにしてデータ化。
このデザインデータを「ご当地フォント」として販売。
企業や個人がこのデータを購入して、その利用料が障がいをもつ人に入ってくるという仕組みです。

渋谷区では区役所のデザインにもこのデザインが使われているとのこと。
学生の方がデザイン制作に関わったり、地域もこの取組みを応援できる、新たな障がい者就労の形を学びました。

ただ障がいがある方の絵画展をやるだけでは、その場だけで終わってしまう。
障がいがある方々と地域や学生の方との繋がりをつくるという意味ももつ、興味深い取組みでした。
このご当地フォントは全国にも広がっており、都内でも世田谷区さんが試行しはじめ、
全国では16地区がこの取組を行っているとのことでした。
小平市でも関心のある福祉施設やデザイナーさんがいらっしゃれば、ぜひ小平フォントもつくってみたいと思えるものでした。
オフィスもとても素敵な空間で実際にワークショップも体験させていただき、充実した研修でした。

またこの若手議員の会で出来る横の繋がりはとても貴重。
参加した各地の議員の皆さんと政党を超えての意見交換で学ぶこともたくさんあります。
今回は関東総会もあったことから、都内だけでなく関東圏の議員の皆さんとお話出来て、大変刺激を受けました。

政党の括りに縛られず、若手ならではの議員活動での悩みや想いを共有できる仲間。
各地域で想いをもって戦っている仲間がいると思えば頑張れる。
新たな出会いがたくさんあって、嬉しい1日となりました。
(この1年東京の代表を務められた世田谷区の神尾議員とのツーショットも!)

ご参加いただいた議員の皆さま、ご協力いただいたシブヤフォントさま、ありがとうございました!!

また翌日は中野区役所さんを視察させていただきましたので、そのレポートもまた別途。