保育園面積縮小問題 百条委員会 第2回
先日は百条委員会の第2回目が実施されました。
問題となっている保育園の園庭が大幅に縮小された件はこちらから。
前回は進め方の決定と記録の提出を求めるところまででしたが、
今回は出てきた記録をもとに、主に担当課への質疑と、委員会運営の仕方を決めました。
■委員会の運営方針について
小平市議会史上初となる百条委員会なので、先例が無い。
ということで、ガイドラインとなる運営方針を定めました。
■弁護士について
100条調査の証人喚問・証言・記録提出には罰則規定があるため、強制力があり、
また行政以外の第三者にも調査権限が及ぶため、議会・議員が訴えられる可能性もあります。
そのため、議会としても弁護士の助言をいただきながら調査を進めることとなりました。
■記録についての質疑
今回は記録の細かい内容には触れず、担当課の説明の範囲内での質疑となりました。
32種類の記録の提出を申請し、出てきたのは16種類(一部提出含め)
提出期限の延期を求めるものが17種類(一部延期含め)
市では所有していないという記録が9種類でした。
期限の延期を希望するという記録の一部は、事業者等の意見を聞かないと出せないとのこと。
しかしこの2週間の間に、事業者に確認すらしていなかったことが判明。
またメールについては、2021年9月以前のものは、データとして残っておらず、
データの復元が出来るかもしれないが、「提出の必要が無いと思う」と、
市側で必要・不必要を判断するなど、調査への協力の姿勢が感じられない答弁でした。
地方自治法100条に基づく記録の提出請求は正当な理由なく拒否できません。
次回までに、延長を求める記録のうち、準備ができたものは五月雨式に出すようにと伝えました。
次回5/23には、再度出てきた記録の質疑と新たな資料請求等を予定しています。
なかなかスムーズにいかないものですが、
まず資料が揃わないことには問題の全貌が掴めないのも事実です。
6/21には請求した資料で存在するものは全て出るとのことなので、
それまでにこちらも調査の準備を進め、少しでも早く再発防止を検討出来るように努めてまいります。