本会議 2日目6.9 一般質問① 動物と人が共生できる地域づくりを目指して

人生で初めての一般質問の続きです。
2件目の動物との共生については、特に飼い主のいない猫について質問を行いました。

私が動物が大好きな小学5年生だった頃、休みに入ると動物園に毎日のように通っていました。
飼育員さんと仲良くなり「このヤギやモルモットも、増えすぎてしまうと殺されてしまう」というお話を聞いたときに
人間の勝手で命が奪われなければいけないということの理不尽さにショックを受けました。
調べたらペットも殺処分されているということ。
獣医になっても飼育員になっても、この状況は変えられない・・・
この状況を変えられる可能性がある仕事として、小学生ながら調べたときに知った政治家を目指し始めたという
今の私の原点のテーマであるため取り上げました。

今回の質問の中で、地域猫活動について、市としても周知・啓発課題を感じているということがわかりました。
捕獲機レンタル・啓発ポスター(またはチラシ)・(地域猫活動をしているとわかる)腕章/名札
こちらは補正予算で準備を進めているとのことです。

市としても徐々に動物との共生についての取り組みを進めているのはとても良い傾向ですが、
実際にボランティアとして活動されている方々の負担は金銭的にも労力的にも大きく改善が必要です。
また、猫に無関心な方、嫌いな方との間に溝があり、広く一般市民に知ってもらう必要があるとのことで以下要望いたしました。

・ボランティアの負担軽減として補助金額の見直し要望
・市内にさくらねこチケットを使える動物病院をつくること、協力病院ができるように支援することを要望
・補助の個人申請ができるようにしてほしいという要望、登録ボランティア制度の提案
・地域猫についての周知啓発のためのガイドラインの設定
・ボランティアの方々の意見を反映したポスター・チラシをつくってほしいと要望

こちらもなかなか前向きな回答はもらえませんでしたが、何度も訴え続けていく必要があるのだと感じました。
まずはボランティアの皆さんの現状を知っていただけるように引き続き状況を追ってまいります。