本会議 一般質問① 小平市長の1680万円の退職手当は妥当・・・?

12月の議会では下記の3テーマで一般質問を行いました。

12月議会 一般質問
①切れ目のないこどもの育ちを支えるまちの実現に向けて 
②根拠に基づいた効果的な地域経済振興施策の実施を
③市長退職手当の見直しと定期的な特別職報酬等審議会の開催を

まずは「退職手当の見直し」について。
皆さんは「退職手当」はどんな時に支払われるものだと思っていますか?
基本給・勤続年数・役職等を加味して、退職時に企業が労働者に支払うものというのが一般的な理解ではないでしょうか。
私も当然そのように思っていました。

しかし、自治体の首長(市長等)の退職手当は少し違います。
市長任期の4年間が終わるたびに、その後市長を続ける、続けない問わず
小平の場合は1,680万円を受け取ることになります。

ん・・・・?これって退職手当なのか・・・・?そしてたった4年間でこの金額・・・?

私の所属する日本維新の会の首長は退職金の全カット等を実行してきています。

小平市においてもこの見直しを行うべきではないか、妥当なのかを直接市長に質問しました。
下記動画でご覧いただけばわかりますが、市長・職員ともに「何がおかしいの?」という反応。
こちらずれているのかと錯覚するほどの塩対応。

https://smart.discussvision.net/smart/tenant/kodaira/WebView/rd/speech.html?council_id=39&schedule_id=2&playlist_id=5&speaker_id=40&target_year=2024

市としては退職手当の性質は「勤続報償的なもの」との答弁がありましたが
つまり長年働いてくれてありがとう、これだけの功績を出してくれてありがとう、という意味合いのはず。
4年間でいいのかということとともに、では、市長の功績を客観的に評価して決めないといけないはずです。

そこで今回、つくば市長が取り入れた市民による評価で退職手当の金額を決めた
全国初の取組みを提案させていただきましたが、こちらもなぜ必要かご理解いただけなかったご様子。

つくば市のネット投票結果はこちらに公表されています。
https://www.city.tsukuba.lg.jp/soshikikarasagasu/seisakuinnovationbusmartcitysenryakuka/gyomuannai/1/22223.html

市長からは次期に挑戦するか否かの答えすらなく、まさに「完全にスルー」をされましたが
市としても市長としても、市民にきちんとした根拠を示して、税金と使い道を示す必要があります。

特に自分たちの利益になることについては、市民の理解が重要であることはわかるはずです。
市と市民の感覚のギャップに大きな危機感を感じる質問となりましたが
引き続き、おかしいことはおかしいと言える議員であり続けたいと思います。