本会議 一般質問② 子どもたちの体験の機会を守る=水泳授業・プール編=

「子どもたちのかけがえのない体験の機会を守るために」というテーマで
宿泊を伴う移動教室と、水泳の授業の課題について取り上げました。

宿泊学習に続いて2つめは水泳の授業について。

コロナの影響のみならず、猛暑や豪雨等の天候によっても中止が多く、
1シーズンで4回程度しか入れない児童・生徒が多かったとのこと。
更に体調不良や女の子では生理期間にあたってしまうとほんとにわずかな回数しか授業を受けられない。

水泳の授業は、水着やその他準備するものも多く、保護者の方の負担も大きいものです。

スイミングスクールに通っていない子どもにとっては、
水の中という特殊な環境での安全確保を学ぶ機会はただでさえ限られています。

加えて、学校プールの老朽化問題。
学校のプールの維持管理には年間約3,000万円、加えて修繕費は年々増加していて約1,500万円
さらにプールが使えなくなってしまったら取り換えで約1億5000万円の費用がかかります。
年間数回の使用に対して、この管理・修繕費用です。

そこで今回提案させていただいたのは、民間・団体との連携による
通年使える屋内プールの使用、業務委託の可能性の検討です。

屋内プールの使用により、季節に関わらずいつでも水泳の授業ができる、
またプロのインストラクターに任せることで教員の負担も減る、
委託費用を考えても費用対効果は高いとも言えます。

市営プールの建て替え等もそろそろ必要になってくる時期で、
小・中学校の大規模修繕計画もある中で、今検討しなければ手遅れになります。
引き続き実現の可能性について追いかけてまいります。

※一般質問の様子の全編動画はこちらからご覧いただけます。
一般質問 1日目動画