小平市 令和4年度 一般会計予算②<ひとづくり編>

小平市が目指す12年後の将来像「つながり、共に創るまち こだいら」のための
基本方針3つに分けて、主な令和4年度予算案の内容をお伝えします。

Ⅰ:ひとづくり:人が育ち、学び、新たな価値を創造するまち

・保育所の待機児童解消に向けた対策
→認可保育園が3園開設予定(回田・鈴木・花小金井南)
※令和3年4月には、都内ワースト1位の待機児童数でした。

・民設民営 学童クラブへの開設・運営支援
・出張子ども広場1ヶ所追加(学園東地域センター)
→子ども広場について:https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/000/000216.html

食材配付事業:要保護・要支援家庭に食材を配布(約15世帯)

ファーストバースデーサポート
→1歳の誕生日を目安に必要な子育て支援情報提供、育児パッケージの配付

小・中学校のエアコン設備設置
→令和4年度は中学校、令和5年度以降で小学校、全て完了は令和6年度中予定

学校給食センター更新

新型コロナウイルスワクチン接種事業(R4.4~R4.9の経費)

HPVワクチンの積極的勧奨再開
→国:ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がんとHPVワクチン~
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/index.html

・鈴木遺跡保存活用事業
→令和4年度は計画策定(先日のパネル展の様子はこちらのレポートから)

・市営屋外プールのあり方検討
→萩山公園・東部公園プールの再整備の可能性など
同時に学校プールのあり方についても一緒に庁内検討予定とのこと
(以前学校プールのあり方について一般質問したレポートはこちら

市長は子育てのしやすいまちを掲げていますが、応急処置的な予算との印象でした。
学校関係の整備もエアコン設置以外はなかなか進まず、
コロナ禍で体験の機会が失われている子どもたちへの代替策があまり入らなかったこと、
子どもたちに還元される内容が少ないことは残念でなりません。
GIGAスクールもハード整備にとどまるような内容になっている印象でした。
不登校児童・生徒が増えているにも関わらず、特に追加の支援も無い予算となりました。