本会議 一般質問①-1 公民連携デスク設置への進捗は?

9月定例会では「まちづくり」をテーマに一般質問を2問行いました。

■民間と連携した小平市の魅力を創るまちづくりについて
■ホームドア設置・鉄道立体化等の鉄道駅を中心としたまちづくりについて

まずは民間連携の魅力づくりについて。
内容が多岐にわたるので、このページでは「公民連携デスク」の進捗確認について。

1年前の議会において提案をさせていただきた「公民連携デスク」。
詳しいレポートはこちら→本会議 一般質問①官民共創による持続可能なまちづくりを

民間企業や団体、大学等からの提案を受け付ける窓口をつくって、各課の課題とマッチング
行政だけでは解決できない課題も民間連携を促進して取り組んでいこうよ!という提案をしました。
実際に先進自治体である「横浜市」や「稲城市」にも視察に行き具体的に提案しました。

当初は有効性は認めるがやる考えはない、小さい取組が多くてやっても意味ある?という趣旨の答弁・・・
しかしなんと今年行われた市長選挙で現職市長の公約に
「企業・大学・研究機関等と連携したスタートアップ支援等の公民連携デスクを設置します」と入っている?!
議会での訴えが届いて、やっと必要だと認識いただいたのだと信じていますが
では、スピード感もって実施してほしい!という思いで、実施するのか、そしてその進捗の確認をしました。

Q:必要性の認識は変わったのか?目指す効果は?
A:多様な担い手の持つ資源やアイディア・ノウハウの活用で地域課題の課題可決に繋がる効果がある。

Q:設置に向けてのスケジュールは?
A:他の自治体の取組事例などを参考に、役割や機能などを整理、検討してまいります。
A:いつ設置ということまでは言えない

Q:外部人材の登用やネットワークのデータベース化も必要では?
A:外部人材登用は考えていない。データベース化も研究課題。

んー、、、スピード感もって目標決めて進めてほしいと強く要望を残してきました。
そもそも他の自治体では既に設置していたり、公民連携の担当課があったり・・・相当出遅れているのが事実です。

当然つくるからには効果が高いものを創るべきですが、設置までのロードマップも描けていないのは大きな問題です。
まずは昨年答弁から考え方の転換があったので、ガイドラインや指針という形で考え方をまとめること
そして、既に民間企業と自治体を結ぶネットワークを提供しているコンサルティング会社等もあるので活用すべきと要望しました。(自治体に無償でデータベースを提供しているところもあります)

設置までに予算をかけずにできることはたくさんあることを提案しました。
市長も「市民との約束」として掲げているので、早期実現をしていただきたい。
今後も注視しつつ、市民に利益として還元できる「公民連携デスク」設置に向けての提案を続けてまいります。

一般質問の様子はネットでも公開されていますので、下記からぜひご覧ください。
小平市議会 議会中継 9月10日一般質問 石津はるか