こどもたちの朝の居場所 試行実施へ!

本日6月議会の最終日で委員会で審議してきた議案の採決が行われました。
その中で「令和7年度一般会計補正予算(第2号)」が可決され
小学生の朝の居場所事業の試行実施が決定しました。
いわゆる小1の壁と言われ、保育園等では朝早くこどもを預けられたけれど
朝校門が開く時間はそれより遅く、働き方や仕事を変えざるを得ない方も多くいらっしゃいます。
こどもたちを残して家を出なければならなかったり、こどもたちも校門の前で待っていたり・・・・
この課題への市民の皆さんのお声をたくさんいただき、多くの議員が一般質問等で取り上げ
私も実際に先進事例として朝の校庭開放に取り組む三鷹市さんにお伺いし実際に見せていただきました。
■三鷹市視察のレポートはこちら↓
https://go2senkyo.com/seijika/181603/posts/1009142

議会での一般質問では消極的な答弁が続いていましたが東京都の補助もあり
まずは市内3校(5小・学園東小・上宿小)での試行実施に踏み切ることとなりました。
9月からの実施に向けて今後動いていくとのことですが、まずは市民の皆さんのお声がまずは形になってホッとしています。
また保護者負担の無い、学校を開放する形ででき幅広い児童を受け入れられること
業者に委託する形で見守りの人員も確実に確保する方向性であることもよかったと思っています。
まずは安全に運用をしていただき、「試行」なので出てきた課題を改善し
全校に広げていけるように引き続き注視していきたいと思います。
またその他、6月議会で審議された議案と概要については下記です。


■令和7年度一般会計補正予算(第2号)⇒可決
朝の居場所事業の他、商店街防犯カメラ設置助成、新型コロナウイルスワクチン定期接種、PFOS等の地下水調査等
■個人番号の利用並びに特定個人情報利用及び提供に関する条例の一部改正⇒可決
(外国人生活保護関連の記載の条例への記載が不要になったもの)
■市税条例の一部改正⇒可決
・個人市民税:大学生年代の所得要件拡大
・たばこ税:加熱式たばこの課税方式見直し(紙巻たばこに合わせていく)
・公示送達:ネットへの掲載
■保育園利用者負担額の改正⇒可決
(0-2歳児、第一子無償化に伴う改正)
■特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営基準改正⇒可決
(連携施設経過措置を10年⇒15年に延長)
■家庭的保育事業等の設備及び運営基準の一部改正⇒可決
(食事提供について「栄養士の必要な配慮」だけでなく管理栄養士も追加する)
(連携施設経過措置を10年⇒15年に延長)
議会は閉会になりますが、引き続き市民の皆さんの声を形にしていけるように取り組んでまいります。