小平市の教育についての想い

この度、お問い合わせメールにて「小平市の教育行政について
どんな課題を感じていて、どんな政策を行いたいのか?」というメッセージをいただきました。
このようなご質問をいただけて大変有難く
今までまとめてお伝えする機会がなかったので、今回改めてまとめてみました。

私が考える小平の教育行政の課題

① 全体の支出に占める教育費の割合が少ない
・各学校の裁量予算が少ない:特色のある取組みがしにくい
・学校施設の老朽化対策が不十分:小学校3校でプールが急に壊れる、パッチワークの修繕
・体験学習の機会が他市より少ない:小5での移動教室がやっと実現しましたが、まだまだ課外授業も少ない

② ICT活用の遅れ
・支援員の数が国の配置基準を大幅に下回っている
・教員用PCのネットワークの課題:2台PCが無いと仕事にならない
・有償アプリを入れられていない
・学習ログといった個別最適な学習実現への数値目標や具体的施策がない

③ 教職員の働き方改革
・国や都の補助制度利用が進んでいない
・デジタルの活用の遅れ
・残業時間が多いが、その負担軽減の具体策が見えない
:R3の最長時間外労働時間はなんと【1,419時間】(月平均118時間の時間外労働)

その他にも、細かい部分を含めると様々課題があり、小平市の教育の特色というものも明確になっていません。
学習環境・デジタル・教職員の部分を底上げしなければ、子どもたちにより良い教育は提供できないと考えます。

議会取り上げたレポートはこちらから

石津はるかの政策・提言

① 教育への支出を最低でも10%以上にする
・各学校長裁量の予算を200万円まで⇒特色のある学校経営
・施設老朽化対策の計画を早期に作成、学校内のリフォームを含めた環境整備
・体験学習への予算増額課外授業のバス代・キャンセル代補助

② ICT活用に具体的なビジョンと数値目標を
・有償アプリの導入・活用
・ICT支援員の増員、教職員の研修強化
・学習ログの活用で、個々人に合わせた授業と進捗管理

※つくば市を視察したレポートはこちらから

  1. 教職員が子どもたちに向き合える時間を増やす
    ・都や国から補助が出る人材の積極的採用
    ・教員用ネットワークのセキュリティ強化・事務作業の効率化
    ・一部テレワークもできるような環境整備

④様々な状況の子どもたちに選択肢を
・不登校特例校の設置
・オンライン授業の精度を上げる施策・環境整備
※大田区を視察をしたレポートはこちらから

 

上記は小平市の一議員としての政策ですが、同時進行で「日本維新の会」・「東京維新の会」として
国・都との連携の中で挙げている教育施策は下記からご覧いただけます。
https://tokyo-ishin.jp/policy/

このマニフェストに私の意見も反映されています。
日本維新の会の所属議員としても、教育の充実については他自治体と連携しながら訴えてまいります。