本会議 一般質問①-1 市内東部地域に新たな市民活動・スポーツの場を

2022年6月議会では2問の一般質問を行いました。
まずは「市内東部地域に新たな市民活動・スポーツの場を」

昨年、花小金井武道館が閉館し、利用していた方々は
花小金井南中学校地域開放型体育館に活動の拠点を移すことになりました。
しかし、中学校の体育館ということで、もちろん平日日中は授業優先。
活動頻度が減ってしまったという声や、中には市外に活動拠点を移したという声もありました。

市は健康増進・フレイル予防・地域コミュニティの促進と言ってはいても
環境整備は方針に逆行している状態です。

そして、子どもたちが楽しみにしていたプールも・・・
2つある市営屋外プールは老朽化が進み、1つは今年も全く使えない状態になってしまいました。
詳細は「お知らせ:萩山公園プール:今年も開放中止に」をご確認ください。

学校のプールについても、12小が壊れて今年は全く使えない状況に、
そしてつい先日には1小のプールも使えなくなったと判明しました。

実はこの学校プール問題は深刻で、昨年も一般質問で取り上げて提案しました。
プールが壊れたら建て直しに約1億5000万円、年間維持管理費も1校で150万円
それでも雨天・高温でプールの授業が出来るのも数えるほど教員の指導負担も課題です。

全国的にも学校のプールをやめて、民間や市営の屋内プールを使いはじめる自治体が増えてきています。
近くの多摩市でも今年度から、全小学校が民間や市営の屋内プールの利用を始めたとのこと。

そして今回の一般質問で新たに分かったのは、コストの面。
(従来)学校屋外プール
(維持管理)約150万円 +(建替経費)約1億5000万円÷(耐用年数)40~60年 = 約400~525万円/年
(提案)民間屋内プール
(委託費) 約240万円 +(送迎代) 約160万円              = 約400万円/年

・・・変わらないか、なんと民間委託の方が安い!
それで天候や季節に関わらず授業が出来て、プロに教えてもらえるとは!
民間企業が倒産した時のデメリットがあるとの答弁もありましたが、それはどの委託も同じこと。
出来ない理由にはなりません。

まずは学校プールの民間委託の利用をいち早く進めることを要望しました。

そして老朽化が進む市営屋外プールのあり方を検討するなら、
学校も利用できる市営屋内プールに建て替えるべきです。

そして、更に一歩踏み込んだ提案として、
「(仮称)東部スポーツコミュニティセンター」案を提案させていただきましたが、
詳細はまた次のレポートでお知らせしていきます!