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市における予算とは?

そもそも自治体における予算とは、市の1年間の収入・支出を見積もって、
市税等で入ってくる見込みの金額に対して、
どのような行政サービスにどのぐらいの費用をかけるかという使い道を決めたものです。

市は支出(歳出)は、予算内で執行する必要があります。
もし追加で事業を行う、予定以上に費用がかかる等、変更が必要になったという場合には
「補正予算」という形式で、また議会の承認を得なければなりません。

そして、実際にどのような金額を使ったのかというのは、「決算」という形式で
議会に報告をして、適切に執行されたという承認も得なければなりません。

小平市の令和4年度の一般会計の予算の歳出は【774億4400万円】です。

■歳入のポイント
・市税は、個人市民税、法人市民税、固定資産税や都市計画税の増などにより、
前年度と比べて17億4,400万円、5.9%の増
・地方交付税は、引き続き普通交付税の交付団体になると見込みますが、
関連する臨時財政対策債と合わせると、前年度と比べて約4億4,000万円、13.4%の減
・財源不足を補うために、基金の活用などで補てん

■歳出のポイント
・投資的経費は、学校給食センター更新事業や小川駅西口地区市街地再開発事業などの増により、
前年度と比べて約42億3,000万円、120.7%の増
・物件費は、新型コロナウイルスワクチン接種事業やソフトウェア使用料の増などにより、
前年度と比べて約16億8,000万円、14.1%の増
・扶助費は、障害者自立支援給付費や民間保育園運営費の増などにより、
前年度と比べて約5億5,000万円、2.3%の増

令和4年度の予算の主な使い道については、議会報告として項目ごとにまとめております。

小平市 令和4年度 一般会計予算①<概要編>
小平市 令和4年度 一般会計予算②<ひとづくり編>
小平市 令和4年度 一般会計予算③<くらしづくり編>

昨日の本会議最終日に、令和4年度の予算が賛成多数で可決され決定しました。
私たちの会派としては、市長のビジョンが見えず、
市民の課題解決のための予算配分や事業選定において不十分ということで反対を表明しました。

反対の理由詳細については、改めてお伝えをしてまいります。

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