教育フォーラム in 学芸大 に参加しました

先日は学芸大学さんの会場で行われた東京学芸大学・3市連携IT活用コンソーシアム
「教育フォーラム2025」に参加いたしました。
以前、オンラインでは参加したのですが現地参加は初めて。
メインの貴重講演の他にも、研修会や企業さんの展示等、盛りだくさんの内容で
教育におけるIT活用の現状と課題を学ぶことができました。

特に貴重な経験になったのは学習者用のデジタル教科書を実際に使う体験ができたことです。
議会でも「指導者用のデジタル教科書が・・」
「タブレットでデジタル教科書が見れるので・・・」との説明があっても
実際に触っていないとその有用性や課題も認識しにくいと感じていました。
そこで今回は実際に操作体験ができる!ということで私も実際に使ってみることに。
教科は選択制だったので、私は「地図」を選択。
様々な分野の中でも、地図帳をデジタルにした時の活用の可能性はかなり広いと思っていたので
現状どこまでのことが出来るのかを試してみました。
使ってみてのメリットと、今後の課題や伸びしろとして感じたことを以下にまとめます。

■何度も書いたり消したりできる
これは他の教科にも言えることですが、すぐに消せるので書き込みがしやすい。
特に地図帳のように余白が無いものでも、印をつけやすい!
更にはピンを立てて、そこから外部ページのリンクにも飛ばせるのは
活用の幅を広げるいい仕組みでした。
■表示したいものを選択できる
特に地図帳は、様々な情報がありすぎて見にくいことがあります。
デジタルでは、鉄道だけ表示、道路だけ表示、地図記号や名所を表示させたり消したり、自由自在。
必要な情報だけをワンクリックで表示できるので、思考の整理ができます。
もちろん、拡大・縮小も可能なのも紙とは違うメリットです。

■便利な機能の数々
例えば統計資料を表示させたり、なぞったところの距離を測ってくれたり(移動の時間換算も一瞬)
複数地点の気候を比べることができたり、と学習に便利な機能が揃っています。
地図帳だけでなく資料集が一緒に表示できるイメージです。
根拠をもったプレゼンや仮説検証もしやすい仕様だと感じました。

■より現地の様子を体験できると尚良い
今や、Googleマップ等でもストリートビューで現地に行かなくてもその土地の様子がわかる時代。
世界の裏側等、特になかなか行けない海外の様子が画像や動画でもっと見れると
こどもたちの好奇心や探求心は伸びるのではないかと思いました。
基調講演でも、まだ教科書をただデジタル化したものである課題が挙げられ
今後はさらに発展していく可能性についてもお話がありました。
教科書「を」教える、から、教科書「で」教えることが重要になることも学びでした。
今回私は受けられなかったのですが、例えば音楽では実際に作曲が出来たり
算数でも算数セットを使うことなく、図形をはじめ視覚的に学ぶことが出来たりと
イメージがしやすくなることは様々あることがわかりました。
その他にもデジタル教科書のメリットは主に下記とのこと(学びメモとして)
書きやすい・消しやすい
動かしやすい・試しやすい
共有しやすい・連動しやすい
大きくしやすい・着目しやすい
繰り返しやすい・確認しやすい
残しやすい・比べやすい
説明しやすい・まとめやすい
*読む教科書から書く・共有する教科書へ変化していく
当然、教科書の検定をどこまで行うか、AIもどの程度活用していくか等の課題もありますが
こどもたちがより発展的な学びができるようになる環境整備は重要であり
私たちがこの教育現場の変化についていかなければならないことも痛感しました。
1日、生徒に戻った気分で大変勉強になりました。
様々な事例も教えていただけたので今回の経験で学んだことを、
児童・生徒の皆さん、そして教員の皆さまの視点に立った質疑や
提案に生かしていきたいと思います。
企画いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
(デジタル教科書の画像については掲載許可をいただいております)








