週末のオンライン研修
この週末はオンラインの研修を2件受講しました。
まず、東京都の市議会議員が一同に集まる「東京都市議会議員研修」では
子どもの貧困についてのお話をお伺いしました。
見えにくい問題ですが、調査が徐々に進んできている状況と、
支援についても偏りがあり、ひとり親支援のみならず、
ふたり親や、家庭状況に合わせた支援が必要であることを示していただきました。
またコロナ禍での学級閉鎖の増加対応に関連して、
子どもたちの居場所としての学校の必要性、
学習までいかなくても、学校・クラスメイトと繋がるためのオンラインの利用(チャット機能など)
も重要であるということを教えていただきました。
今回学んだ内容については、市への提案・要望に生かしてまいります。
次に一般財団法人東京都つながり創生財団主催「国際化市民フォーラム in TOKYO」も
オンラインにて参加させていただきました。
「外国ルーツの中学生を進学につなげるために」というテーマの分科会に参加しました。
「受験」は多くの子どもたちにとってのハードルですが、
外国ルーツの子どもたちにとっては更に高いハードルになっていること、
取り出し授業で集中的に日本の文化・習慣・言語について学ぶ必要があること等、
実際に体験した方々のお話を通して知ることができました。
東京都の外国人向け特別入試である「在京外国人生徒対象入試」についても
条件面での制約や、母国語が英語ではない外国人にとっては難しい点など
まだまだ課題が多いことも分かりました。
先進自治体の教育システム事例も伺うことができたので、
小平市でも対応ができるような仕組みを今後調査し提案に繋げていきたいと思います。