生活文教委員会:市立小・中学生の健全な成長、発達のための教育活動を求めることについて
今回の委員会では、市民の方からの「請願」の審査を行いました。
(請願とは何か?についてはこちらから)
本件は2500名以上の署名が集まっているということで、市民の皆さんの関心も高い案件でした。
感染症予防として原則着用となっているマスクですが、
様々な理由で「着用が出来ない」人もいて、
残念ながらその方々への差別・偏見・圧力が問題になることがあります。
学校現場での周知・指導もとても難しい現実があります。
個々に学校現場では状況に合わせた対応をしていただいていますが、
ガイドラインという統一的な基準に、マスクを出来ない子どもへの配慮の文言を入れてほしいという
保護者の皆さんの想いをお伺いし、審査を行いました。
採決まで合計7時間以上という長時間をかけての調整が行われ、
原案の文言を一部修正する形で、委員全員が賛成し、
委員会として可決すべき案件との判断となりました。
請願内容は下記で委員会では全会一致の賛成となったものです。
マスクが出来ない子も、逆にマスクをしないと学校にいけない子も、
他にも様々な状況・想いの子がいるので、大変難しい課題ではありますが、
学校がどんな状況の子どもたちにとっても、安心・安全な居場所であるように
出来ることからやっていかなければなりません。感染症予防ガイドラインへの記載もその一つです。
また大人の世界でも、マスクを着用していない人を見たときには、
まずは「何か理由があるのかもしれない」と想像してみてください。
マスクをつけられないという意思表示カードやバッジをお持ちの方もいます。
併せて、感染症拡大防止の観点から周りの方への配慮ということも必要になります。
マスク着用ができる方はマスク着用・手洗いの徹底・人と人との距離・咳エチケット等
感染症を予防する対策へのご協力も引き続き宜しくお願い致します。
小平市としてもお知らせをしています→「マスクをつけられない方へのご理解をお願いします」
*今回の請願について、様々な方からご意見を頂戴いたしました。
ご意見いただきました皆さま、ありがとうございました。
最終的な本会議(全議員が集まった場)での採決は2月28日を予定していますので、
取り急ぎ委員会での結果のご報告とさせていただきます。