視察:稲城市 まなびの相談窓口
本日は稲城市議会議員の方のSNS投稿を拝見して気になっていた
まなびナビ合同会社さんが運営する「まなびの相談窓口」にお伺いしてきました!
私が何が気になったかというと
「相談窓口」は行政が設置するものが多いですが
民間企業として、広く相談にのります!というのは珍しいこと。
そして不登校支援策して、行政では手が届かない部分があると感じていたこと。
そこで、稲城市議さんに繋いでいただき、実際に行ってみました!
5/4に稲城長沼駅すぐの場所にオープンしたばかり。
稲城長沼駅は鉄道の高架化がされていて
高架下にはシェアキッチンやショップ・オフィスが集まる「SHARE DEPARTMENT」という施設があります。
レンタルスペースも豊富にあって、まずこの取組みも面白い!
そして、目の前には芝生のイベントスペースも。
(こちらはマルシェ等をされていたりと、コミュニティスペースとして活用されているようです)
その1区画にこの「まなびの相談窓口」があり
ここでは、お子さんに関する学習・進路・不登校・発達等の相談が無料で出来ます。
https://mana-navigation-store.com/
様々なお話を伺って、代表者の方の子どもたちへの想いや
一人ひとりに寄り添う姿勢が素晴らしいと感じました。
まなびナビ合同会社さんとしても1対1のオンライン学習を提供したり
学習塾を借りてのリアルでの学習支援も行っているとのこと。
最近のメタバースでの登校についても意見交換させていただきました。
不登校になったきっかけも、学校が合わないと感じる理由も
子どもたち一人ひとりで大きく違います。
だからこそ、多様な選択肢を示すことが重要です。
しかし行政に民間企業との連携や紹介を提案すると、必ずと言っていいほど
「民間企業を紹介となると、行政の中立性が損なわれて・・・」という趣旨の答弁がありますが
そうであれば、こういった民間が設置する窓口があるのは重要だと大変学びになりました。
今回の6月議会では一般質問で「不登校支援」を取り上げます。
小平市でも不登校の児童・生徒数は増えており
令和4年度末時点で、小学校で191人、中学校で270人が不登校になっています。
私も経験者として、不登校で辛い思いをする子どもたちが
少しでも自分に合った居場所を見つけることが出来るよう
それを支援していきたいと思っています。
また国から「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策」(COCOLO プラン)が公表され
今まで以上に踏み込んだ内容になっているとも言われています。
ぜひこの国の動き、他市の動きに遅れずに支援策を提案していきたいと思います。
一般質問のレポートはまた改めて・・・。
*ちなみに稲城市はガンダムのデザイナーさんの出身地ということで
なんと巨大なガンダムが・・こういったPRも勉強になります!