2021 KIFAの集い みんなで考えよう小平の多文化共生

本日は小平市国際交流協会の「KIFAの集い」に参加しました。
例年「KIFA 国際フェスティバル」として、
歌・飲食の出店・体験コーナー等があるお祭りを行っていましたが、
今年は新型コロナウイルス感染症の影響もあるため、講座・パネルスピーチの開催となりました。

基調講演では「多文化共生ってなんだろう?」をテーマに
実際に、NPO法人青少年自立援助センター(YSC)で
多文化コーディネーターをされている方からのリアルなお話をお伺いしました。

特に印象的なポイントだと感じたお話は下記でした。

「違うところ」よりも「同じところ」を
外国人だから違うのではなく、人はそれぞれ違う。
同じ人間だから、同じ行動をする。外国人だから違うのではない。
(同時に違いを楽しむ余裕、慣れも大切)

ホスト・ゲストの関係の「国際交流」→同じ市民の関係の「多文化共生」へ
「YOU」は何しに日本へ?ではなく、「WE」として対等になる
「お箸使えるんだ・日本語上手・納豆食べれる?」ではなく「普通の会話」を

「多文化共生の地域づくり」は「みんなに優しい地域づくり」
外国人だからではなく、日本人も多様化している。みんなが住みやすいまちに。

同じ市民として生活するうえで、無意識に違いに目を向けていたと気づかされる内容でした。
その中でも、情報にアクセスしにくい、日本人と繋がりにくい人々がいることもたしかなので
配慮もとても大切で、それは市としての役割だということも改めて感じました。

KIFAの各チームが感じている課題も共有いただいたので、
小平市として動いていけるように、継続して活動していきます。

*空いた時間で行ったポスティング中の風景。
こういった自然に魅力を感じて小平に定住する外国人の方も多いとのこと。