就労支援・雇用創出の取組みを勉強すべく2つの施設にお伺いしました。
まずはお隣の東村山市さんにお伺いして「ジョブシェアセンター」を見学。

全国初の公民連携によるジョブシェアセンターということで以前から注目していました。
都心に通勤しない郊外型テレワークオフィスであり
このセンターで自分に合った勤務形態で幅広い業務が出来るという雇用創出をしています。

子育て中のスタッフさんが多く、勤務時間も様々。
市内勤務がしたくてもなかなか仕事が見つからなかったり
時間の融通が利かないといった課題に対応できる画期的な仕組みだと感じています。
場所も公共施設を利用していることで、企業にとっての協業のメリットもあります。
スタッフ登録のニーズは多く、今後はテレワークできる業務を増やす検討中とのこと。

各自治体にこういったセンターがあってもいいのではないかと思いました。

オフィス内もちらっと拝見しましたが、清潔感のある綺麗なオフィスで
一般企業のオフィスとほとんど変わらないような作りとなっていました。

加えて市職員の働き方改革の共同研究などもされているとのことで
市職員の仕事も出来る休憩スペース等の工夫も勉強になりました。

就労支援や雇用創出は「広域的な取組みだから」という一言で片づけるのではなく
基礎自治体でも出来ることはたくさんあり
それをやるか、やらないかの差が地域経済や税収にも影響してくるのだと感じました。

そして先日は東京しごとセンター多摩に会派の有志メンバーで視察に行きました！
こちらは東京都が設置した「しごとに関するワンストップサービスセンター」で
飯田橋、そして多摩地域では立川駅前にあります。

私も一時期、飯田橋のしごとセンターでカウンセラー兼企業営業担当をしていましたが
当時から、無料でここまでのサービスが受けられるとは…！東京都はすごいなぁっと思っていました。

しごとセンター多摩でもカウンセリングはもちろん
多数のイベント(面接会や職場体験プログラム)やセミナー
育児や介護からの再就職を目指す女性のコーナー等、幅広く手厚い支援が受けられます。

多摩地域ならではの各自治体との連携や飯田橋のセンターとの違いの解消等
これから更に拡大する余地はあるように感じましたが
とにかく綺麗で居心地がいい！オンライン面接練習用のブース設置など時代に即した支援も。

小平にとって身近な立川にこんな支援拠点があり
東京都の財源で支援が出来るなら活用しない手はない！

昨年度は小平市からも200人以上の方が登録されたようですが
引き続き小平市との連携や広報・周知について提案していきたいと思います。
ぜひ皆さんもご活用ください。
■東京しごとセンター多摩　ホームページ
https://www.tokyoshigoto.jp/tama/