立川市 GREEN SPRINGS視察
超党派の若手議員の会として視察をした立川市の視察の様子を今更ながらアップします。
今回は立川市の「TOKYO GLOBAL GATEWAY」と「GREEN SPRINGS」へ。
「GREEN SPRINGS」のレポートも。
こちらは立川基地だった敷地を再開発したエリア。
立川駅すぐの好立地におしゃれなエリアが出来たと注目していましたが
お話を聞くと緻密な計算、まちづくりのビジョンの重要性、企業と地域の連携など学ぶところが多い視察になりました。
「GREEN SPRINGS」内にはホール・ホテル・様々なお店・公的施設があり
ウェルビーイングをコンセプトに敷地を贅沢に使った癒しの空間が創出されています。
これだけの立地で住宅地にした方が市としても良さそうなものの、地区計画として住宅を建てないという決断や
まちづくり誘導指針として「多摩オンリーワンのメイン施設をつくる」と明記したこと。
ここに立川市さんの「まちづくりへの熱意」を感じました。
そして今回学んだ「都市格」を上げるという考え方。
ギチギチに建物を詰め込んだ方が収入としては上がるのが当たり前ですが
あえて容積率500%の中で150%しか使わない、空が広く見えるデザインにすることで
地区の価値を上げるという、目先の利益回収を目指さない姿勢は学びになりました。
よく私も議会で「市長のビジョンが見えない」と指摘していますが
こういったまちづくりの戦略があって、共感してくれる企業と連携している自治体と
ただただ、住宅の開発依頼があれば無秩序に宅地化してしまう自治体では差が出るのは当然です。
本来の「まちづくり」の意味と可能性を感じさせていただきました。
この視察の詳細も、品川区のせらく議員が対談形式で大変分かりやすくまとめてくださったので、ぜひこちらもご覧ください!
https://www.wakashigi.tokyo/post/20241108