みんなの森 ぎふメディアコスモス(岐阜市立中央図書館)・岐阜市役所へ

先日のエールぎふの視察前、少しだけ早く現地入りをして
図書館・市民活動交流センター・多文化交流プラザをあわせた「みんなの森 ぎふメディアコスモス」と
お隣の岐阜市役所も訪問してきました。
まずぎふメディアコスモスは「ずっとここにいたくなる」「何度でも来てみたくなる」といったモットーのもと、デザインも広さも快適な空間で、多様な用途に合わせた部屋も用意されている図書館でした。


最初に目に入るのは特徴的なデザインと広さ!
壁が少なく開放的であり、適度に明るく清潔感溢れる空間は居心地が良い。
座る場所も多いなと思っていましたが、なんと900席以上もあるとのこと。
平日の日中でも、多くの方が読書や勉強に利用していました。


部屋に関しては「談話のへや」「みんなで学ぶへや」「研究のへや」など様々用意が。
特にYA世代(10代)専用のお部屋はくつろげる、心と体を休める空間としているのが新しい取組で参考になりました。


電子図書館についても既に取組みが始まっているとのことで
スマホやPCで電子書籍が読めるようになってきた現代における図書館の在り方、活用のされ方を見通したつくりであり市民のコミュニティ施設として機能しているのを目の当たりにして
小平市でも小川駅西口の新図書館をはじめ、今後の図書館の在り方を考えるタイミングに来ています。
市内の図書館については、本当に多くの要望のお声をいただくので
こういった先進事例から市に取り入れられることを学び、提案に繋げてまいります。
またこのメディアコスモスは「みんなの森」というネーミングの通り
市民活動交流センターと多文化交流プラザ、さらに230人収容のホールまで完備。
ボランティア募集や多文化共生の取組も集約することで相乗効果を期待できる配置となっていました。

たしかに今小平市では国際交流協会が、ある1つの地域センターに併設されていますが
本来であれば市民活動センターや市役所と隣接する場所にある方が利用は促進されるんだなという気付きも。
「空いた場所がもったいないからそこに入れる」という判断ではなく
「機能ごとに相乗効果をあげられるような適切な集約の仕方」というものがあることを
今回の岐阜視察では多く学ぶことが出来ました。




最後に・・・岐阜市役所にもお伺い。こちらも工夫がありましたが小平でも参考にしたい大きな特徴が2点。
1つ目は見渡しやすく、開放的なレイアウトの実現。
市民窓口もわかりやすく、また展望スペースなど市民の皆さんが休めるスポットが多数。眺めも素晴らしかったです!
2つ目は食堂!ここがメニューが豊富で注文もデジタル活用!
さらにSNSでも積極的に発信していて、職員のみならず市民も利用したくなる食堂に。
私も「二汁五菜定食」を頼みましたが、このボリュームで1090円。安い!
もちろん来なくてもいい市役所をデジタル化で進めているのと同時に
市民が来やすい、来たくなる市役所をつくっているもの素晴らしいことだと様々な工夫をみて感じました。
庁舎内の改革についても考えていくべきと実感しました。



