本会議 一般質問② 市民が住み続けたいと思える観光まちづくりを
一般質問の2件目は、「観光まちづくり」についてです。
まず「観光まちづくり」とは・・・・
いわゆる観光地ではない小平市においては、
市民が地域に誇り・愛着を持ち「住み続けたい」と思えること、
また市外からも新たに「住んでみたい・来てみたい」と思う人が増えることで、
人口減少が始まる前に、関係人口を増やすことで、地域活性化を実現しようとすること。
「観光」ではなく「まちづくり」がメインということで。
つまり、「観光まちづくり」は、とてつもなく大きなテーマです!
その観光まちづくりの方針を決めているプランの期限が2023年に切れてしまう、
来年には作り始めないといけないタイミングなのに、何も決まっていない・・・・
ということで、今回は現行のプランの振り返りと今後の方針について質問をしました。
現行のプランはこちら:「小平市観光まちづくり振興プラン」
まず、現行のプランの達成度合い。
アクションプラン50という項目については9割程度達成とのこと。
ただ、このアクションプランは数値目標・KPIが無い・・少しでもやれば達成になる。
更に、10年間という長期間で、見直しや途中経過調査も無い・・・これで達成といっていいのか。
提案として、外部の専門的なマーケティング視点を入れて、
客観的な指標で事業効果を分析し、その結果を公表するように要望しました。
また、定住人口を増やす(減らさない)ために、
好評な「まち巡り」に注力する、ターゲットを絞った企画の実施を提案。
更に、近隣市から訪れてもらうための広報や市民向け広報の充実も要望いたしました。
加えて、現状この「観光まちづくり」という大きなテーマを
地域振興部の中の、産業振興課の中の、観光まちづくり担当が連携する観光まちづくり協会が担っています。
これでは、他の文化・スポーツ・自然環境といった他の部署との連携がとりにくい。。。
更に担当者2名・・市のやる気の無さが、組織体制からも伝わってきます。。。
次のプランは作る!という答弁をいただいたので、
担当課と観光まちづくり協会だけではなく、
全庁をあげて検討し策定に取り組んでほしいと要望をいたしました。
最後に市長の観光まちづくりへの考えについては
「小平市は緑が多く、そういったところを好んで定住してもらっている。
農業も盛んで直売所も多くて、他市に誇れる小平市であるが、
魅力が十分に伝わっているかといったところは課題。
PRも込みで様々な検討をしていきたい。」との回答でした。
まちづくりもリーダーの取り組み方でかなり変わってきます。
「PRも込みで様々検討」という言葉を実現に移してもらうためにも
また来年も再度、検討状況を聞いていきたいと思います!