視察:流山市の子育て施策・シティープロモーション

本日は「母になるなら、流山市。」のキャッチコピーで有名な流山市に視察に。
大学時代につくばエクスプレスは何度も利用しましたが
当時はまだまだ沿線の開発は進んでいなくて、流山市もこんなに有名ではない時代でした。

しかし、ここ数年での流山市の人気はすさまじく
全国で人口増加率が6年連続の1位!住み続けたいまちランキングも上位。
なぜそこまで人気なのか、行政の視点ではなく議員の視点からお話をいただきました。

今回ご案内くださったのは野田ひろき千葉県議会議員、鈴木ゆうすけ流山市議会議員。
流山おおたかの森駅を中心にご案内いただき、意見交換もさせて頂きました。

 

子育て施策の先進市と思っていましたが、「マーケティングがすごい!」という大きな学びが。

まちづくりには「ビジョン」が重要であり
戦略(ターゲット・ニーズ)を明確にしたマーケティングは大変参考になりました。
なんと流山市には「マーケティング課」があるというのがその本気度の現れ。
30-40歳代の首都圏に住む共働き子育て世帯に選ばれるまちづくり
とにかく「土地を売る」という目的達成のための動きは徹底していました。

人口規模や都心からの距離など、小平市と似たところが多い一方で
(緑が多い、都心に比較的行きやすい、子どもが多い等)
まちづくりの方向性やシティプロモーションへの姿勢が全く違っているのも興味深く
小平市でも明確なビジョンがあれば出来ないことでは無いのだろうなと感じる点が多々あり勉強になりました。

 

私も以前から小平市のシティプロモーションについては様々提案をしてきましたが
小平市が目指したいビジョンが見えてこない、ターゲットが見えてこないのが最大の問題ということに気付きました。

もちろん、子育て施策の充実をはじめとした施策も多く実施されています。
保育園の新設、駅前送迎保育ステーション、
イベント開催、サテライトオフィス、街の景観維持 等

もちろん改善点や課題もあり、そういった点もざっくばらんに教えていただけ
メリット・デメリットを詳しく知ることのできました。

 

 

野田県議・鈴木市議から、TX沿いでも流山市・柏市・つくば市でもまちづくりが違うので
比較してみても面白いとアドバイスをいただいたので
会派視察の後は一人で他の駅にも降りてみました。

たしかに、同じように閑静で利便性のある整備された駅前ですが
開発の企業の違いやコンセプトは違いもあって
近隣とのエリア役割分担が出来ているから、より住みやすく便利なことがわかりました。

 

今回のご縁を大切に、これからも情報交換させて頂きながら
それぞれの自治体の課題に取り組んでいきたいです。

本日お世話になった皆さま、誠にありがとうございました!今後とも宜しくお願い致します!