スマートシティ小平推進調査特別委員会:市内学校視察
先日はスマートシティ小平推進調査特別委員会で
市内小学校でのGIGAスクール構想の取組み視察ということで
小平第三小学校を訪問いたしました。
教育委員会から研究奨励校の指定を受け研究主題にICT活用を挙げている三小さんは
毎時間どこかの教室でタブレットが活用されているとのこと。
今回は1年生~6年生まで全ての学年の授業(国語・算数・社会・道徳)を視察させて頂きました。
どの授業でも、一人ひとりが自分なりに工夫して使いこなしており
学年が上がると、社会人のプレゼンテーションのような資料まで作成をしていて
模造紙で発表資料をつくっていた頃との違いを感じました。
今回はありませんでしたが、以前学校公開日には体育の授業でも
タブレット端末を活用して実際にマット運動の動画を撮影し、
客観的に自分の姿をみて改善している様子も拝見していました。
ツールとして活用が出来れば、学習効果も効率性も向上することがよく分かりました。
ただ、電子黒板の導入や集音マイク、広域カメラ、教員用タブレット端末等
オンライン授業・タブレットを活用した授業のための周辺機器はまだまだ足りていません。
不登校等で学校にいけない児童・生徒のためのオンライン授業も
全科目でできる状態ではなく、教室内の雑音も入ってしまって
双方向のやりとりはなかなか難しいという課題もわかりました。
加えて教員のICT活用レベルの差もどうしても出てしまいます。
校内のICT推進担当教員の負担もかなり大きいだろうなということも垣間見えたので
その支援をいかに教育委員会として全校に対して出来るのか
現場の負担を減らしてレベルを高い学校・クラスに合わせていくことも今後の検討課題です。
まずは教育委員会にGIGAスクール推進担当を置いて
GIGAスクール推進のための予算を確保して、
各学校現場の必要なものを聴取する必要があると考え、要望もいたしました。
引き続き調査特別委員会として進捗を追っていきたいと思います。
*タブレット端末は実際に持ってみると大きく重いですね・・・
小さい子どもの手・重いランドセルで持ち運ぶのは大変なので、
このあたりの負担軽減・デジタル教科書の導入も検討していきたいです。