最終日は福岡県古賀市に、職員の働き方改革についての視察へ。
古賀市では上下水道課が、民間企業に多くあるような「時差出勤」や「フリーアドレス制」を導入しています。
多様な人材が働きやすい環境整備に注目しての取り組みは、行政でも徐々に取り入れられていますが
ここまで抜本的にやっている自治体は珍しいと思います。

実際にオフィスを見学させていただきましたが、市役所とは思えないスタイリッシュな雰囲気でIT企業に来たかのよう。
集中して作業ができる半個室や、打合せスペースも充実していました。
オフィスデザインは地元の大学と連携して行ったとのこと、市民の方も窓口に入りやすいデザインでした。

また、職員の皆さんのPCには今日は何時に帰る！と宣言する
「カエルカード」が掲げられていて、メリハリをもって仕事をされている印象でした。
またデスクは希望も聞きつつ、基本的にはくじ引き制ということで
決まった人とだけではないコミュニケーションも円滑になるのだろうなというちょっとした仕掛けも面白い。
意見も自由に言える風通しの良い職場になっているようです。

行政としては先進的な取り組みですが、こういった工夫で職員が定着して
また他市からも選ばれるような環境をつくらないといけないと考えさせられました。

3日間の視察で学んだ内容を一つでも多く、小平市に生かせるような提案・要望をしていきたいと思います。