本会議 一般質問① 多文化共生のために、誰一人取り残さない情報提供を
人生2回目の一般質問は下記の2つのテーマで行いました。
■多文化共生のために、誰一人取り残さない情報提供を
■子どもたちのかけがえのない体験の機会を守るために
1つめの多文化共生の情報提供については、災害時の外国人の方支援ボランティアの活動から
市の体制が出来ていないという課題を知り、取り上げました。
小平市の外国人人口は約5,000名。多摩地域で4番目の多さです。
現状、市の国際交流協会という場所があるのですが、
外国人の登録者が増えない、支援が必要な外国人と市・協会が繋がれていないという問題があります。
実際に調べてみると、外国人の方の転入時に渡される資料、
20種類以上あるのですが、外国語表記は2種類のみ!
国際交流協会の案内すら渡されていないことが発覚しました。
また、ホームページ上も「やさしい日本語」表記もなく、
小平市より外国人人口が少ない近隣市と比べても外国人向けページが無い・・・
更に、災害時の対応フローも不明確、誰がどこでどんな動きをするかがほぼ決まっていない、
マニュアルも無い・・・今災害が起きたら一体どうするのか。。
それがわかったところで、下記提案をし、一部前向きな回答がありました。
・重要な郵送物についてはやさしい日本語や「important」の一言でもつける
・10カ国語で読める市報へのリンク等をつけた「外国人向けページ」をつくる
・災害マニュアル・要配慮者マニュアルの早期見直し
・転入時をはじめ、外国人が孤立せず相談窓口につながるような情報提供
・市からプッシュ型で情報発信ができる仕組みづくり
・災害時の外国人対応フローの明確化・体制づくり・訓練
同じ市民として、外国人の方々を情報弱者にしてはいけない。
多文化共生の街づくりをしていくために、丁寧で気配りがある情報提供をし、
誰一人取り残さず孤立させない仕組みづくりをしていくべきと、引き続き訴えてまいります。
※一般質問の様子の全編動画はこちらからご覧いただけます。
一般質問 1日目動画