Malvern College Tokyo 見学

本日は8月に小平市の上水南町に開校する
英国式のインターナショナルスクール「マルバーン・カレッジ東京」の見学をさせて頂きました。

もともとは文化学園大学だった敷地にイギリスで150年以上の歴史をもつ
マルバーン初めての日本の拠点が、この小平市になります。

 

国際バカロレア(IB)プログラムを採用していて
子どもたちの個性・才能を伸ばす探究型教育についてもお話をお伺いしました。

最近よく聞く「国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)」とは・・

国際的な教育プログラムであり
未来へ責任ある行動をとるための態度とスキルを身に付けさせるとともに
国際的に通用する大学入学資格(国際バカロレア資格)を与え
大学進学へのルートを確保することを目的として設置されたとのこと。
令和4年5月時点、世界159以上の国・地域、約5,500校において実施されているそうです。

今回は校長先生自ら、校内を英語で案内してくださって
この夏からの開校に向けて、どういった準備をしているのかを教えて頂きました。

 

教室は日本の公立学校とは全く違っていて
子どもたちの興味・関心を大いに引き出す工夫がありました。
音楽・演劇といった分野に特化した教室や
STEM教育のための教室等もあり、どこも広くて綺麗。
これは伸び伸び学習できて、意欲も高まるだろうなと感じました。

 

特に最上階にある図書室になる部屋はアリーナかと思うほど広く
「タブレットもいいけど、やはり紙の本を手に取ることをしてほしいんだ」という
校長先生の想いがつまった場所になっていました。

施設以外にも「ハウス」と呼ばれる学校内の縦割りグループがあったり
(ハリーポッターの組み分けでイメージがつくかもしれません)
子どもたち一人ひとりの興味や関心を重視して、自由にプロジェクトを企画する授業等
日本の教育との違いが大変学びになりました。

「What」ではなく「How」を教えるんだ、というのは日本の公立学校でも
今後大切にしていかなければならないことだなと思いましたし
家族のような学校を目指していること、
子どもたちには失敗を恐れずにチャレンジしてほしいという先生の言葉が印象的でした。

最初は少ない人数からのスタートのようですが
ゆくゆくは【900人規模】の学校を考えているとのこと。

小平市の自然豊かな環境が素晴らしいというお話もいただいたので、
今後小平市・地域との連携をぜひ進めたいと思うと同時に、
学校を通して新たに小平市を知る方々にも、
より魅力的だと思ってもらえる街にしていかなければと感じました。

8月からいよいよ海外からの先生方や各地からの生徒さんがいらっしゃるということで、
大変楽しみですし、様々な可能性を感じる見学となりました。

https://www.malverncollegetokyo.jp/ja