小平市LGBT講座 ウェルカミングアウト!
今日午前中は小平市のLGBT講座
「New Family~新しいかぞくのカタチ~」を受講。
オンラインでLGBTQ当事者の杉山文野さんが講師としてお話してくださいました。
杉山さんのお話は5年以上前にお伺いして以来。
その時はセーラー服を着るのが辛かった学生時代のお話等お伺いしましたが
今回はパパになってからの、新しい家族のあり方のお話まで。大変貴重なお話でした!
5~8%はいると言われるLGBTQの人々。
これは日本人に多い苗字「佐藤・鈴木・高橋・田中」さんと同じぐらいの割合とのこと。
きっと皆さん周りにお一人は、佐藤さんor鈴木さんor高橋さんor田中さん、いらっしゃいますよね。
その人たちに会うのと同じぐらいの頻度できっと当事者の方には会っているはずだけれど、
目に見えない、言い出しにくいから気付かないだけ。
LGBTQの方はいない前提でつくられた社会は、当事者の皆さんには本当に生きにくい。
例えばトイレ問題。
トイレに行って周りの人に言われるのが辛く、トイレを我慢して膀胱炎になったり
水分をなるべく摂らないようにする方もいるとか。
また、合宿のお風呂やプールが苦痛で不登校になる子どももいるということ。
性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律ができても
要件が厳しいため、戸籍上はそのままという方が多い状況もあると知りました。
一 十八歳以上であること。
二 現に婚姻をしていないこと。
三 現に未成年の子がいないこと。
四 生殖腺せんがないこと又は生殖腺の機能を永続的に欠く状態にあること。
五 その身体について他の性別に係る身体の性器に係る部分に近似する外観を備えていること。
特に四・五の条件が厳しいため、該当しない方も。
私も何人もお知り合いにいらっしゃいますが、
まだまだ多様なジェンダーを前提とした社会にはなっていません。
当たり前の世の中に出来るよう、普通にカミングアウトできる社会に!
杉山さんから、私たちに出来ることとして「ウェルカミングアウト!」を教えていただきました。
LGBTQの当事者の方も目に見えないけれど、LGBTQフレンドリーな人も目に見えない。
私は受け入れるよ!ということも示していくことが重要だとわかりました。
渋谷区の積極的な姿勢を参考に、自治体・一人の議員として出来ることを見つけて
小平市もLGBTQフレンドリーなまちに出来るように努めてまいります。
※写真は数年前のレインボープライドに参加した時の写真です。懐かしい。