オンライン視察 町田市公共施設マネジメント
先日はオンラインでの会派視察ということで、
町田市の公共施設マネジメントについてのお話をお伺いしました。
町田市では施設の老朽化対応や財政負担軽減のため、
公共施設再編計画を策定し、様々なアンケートで市民意見を取り入れて
公共施設マネジメントに取り組んでいらっしゃいます。
小平市でも同様の課題を抱えており、会派としてもこの数週間で
改めて公共施設の在り方を調査・研究してきました。
今回お話をお伺いしてわかったのは、計画の目標の立て方が全く違うということ。
小平市は、いくつかの施設を一緒にして「延べ床面積」を減らせばコストが減る!
なので、面積を20%縮減するという目標を置いています。
公共施設の議論になると、呪文のように「延べ床面積20%削減」という言葉が飛び交います・・・
しかし町田市では、特に面積の目標数値は置かず、
本来の目的であるコスト削減として「1427億円」という金額目標を置いているとのこと。
そして、減らすだけでない「よりよい形」を実現するという目標を
庁内が共有しているとのお話で、根本的な考え方が違いました。
市民の方向けの周知・広報も徹底されていて、
公共施設だけの専用広報紙をつくり、新聞折り込みで配布している等、
市民を巻き込んで、同じ方向を向いて進めていく姿勢が素晴らしかったです。
今回学んだ考え方・計画の立て方を
小平市政でも実現できるように。
大きな課題ですので、一個人で動きつつ、同時に会派一丸となって進めてまいります。