総務委員会:小平市 第3子給食費無償化の実施へ

本日は12月議会初日に総務委員会に付託された案件
(付託とは・・議会ではなく委員会で詳細に調査してください、と委員会に送られること)
今回は4件の議案の審査を行いましたが、その中での補正予算について。

■小平市 補正予算 第5号(18億560万4000円の増額)
物価高騰対策支援:低所得世帯支援給付金(7万円追加分)
新規・拡充事業
保育・教育における医療的ケア児支援の試行実施
学校給食費 第3子無償化
民営自転車駐車場設置(花小金井駅周辺)
都市計画道路3・3・3の用地取得
コロナワクチン健康被害救済給付 他

今回の大きな変更は「給食費の無償化」に限定的にでも踏み出したこと。
給食費無償化は段階的にでも進めるべきと要望をしていたので良いことなので反対はしませんが
今回は諸手を挙げて賛成できるようなものではありませんでした。

・・・・というのも、同時に「給食費値上げの方針」も示されたからです。

無償化の対象となるお子さんは児童・生徒全体のたった3.5%
無償化と値上げという正反対のことを行う政策決定はどうなされたのか。
物価高騰で家計が苦しいのであれば、値上げを行う前にやれることがあるのではないか。

小平市の説明では無償化=家計負担の軽減のため
給食費の値上げ=給食の質の担保のため、なので矛盾しないと言いますが本当にそうか?

そこで私たちの会派として国の交付金も活用しての「給食費負担の軽減措置」を求める
緊急要望を市長に提出いたしました。

たしかに市長公約に「給食費無償化」は入っているので
市長としても、小平市としても、少しでも「実現した」という実績は必要なのかもしれませんが
真に市民に寄り添った政策を考えるときに、この方向性は正しいのか
相当ブレているように見えてならない状況です。

(東京都からの給食費補助の話も聞こえているところでもありますが・・・)

今回、第3子給食費無償化を含めた補正予算第5号には賛成いたしましたが
今後出てくるであろう給食費値上げに関しては慎重に判断し、引き続き要望活動も続けてまいります。