本会議 一般質問② 地域コミュニティーを守り、市民の挑戦を応援するために既存施設や空き家等の活用を
3月議会での一般質問は下記2つのテーマで行いました。
「市役所への来庁が不要な行政サービスの充実を」
「地域コミュニティーを守り、市民の挑戦を応援するために既存施設や空き家等の活用を」
コロナ禍で地域コミュニティーの減少が叫ばれる中でも
市民の方から「地域のため、誰かのために〇〇をやりたい!」というお声はよく聞きます。
でも活動の場所が無くて・・・というのが皆さん共通の課題です。
幸い、小平市には公民館の他に「地域センター」や「福祉会館」等の
公共施設があり、この多くの施設が小平の活発な市民活動を支えてきました。
しかし、このマッチングが上手くいっていない、使いにくいという問題があります。
直近の公民館・地域センターの利用率・維持管理費用は下記の通り。
つまり、全然使われていないのに、固定で維持管理費はかかっている!
それなら使わないともったいない!
使いにくくなっている要因と思われるものを伝え、改善提案をしました。
・周知:登録したら使えることを知らない・情報発信されてない
→市報はじめ、様々な媒体での広報を行い、利用の仕方をお伝えする
・利用条件:5人以上での団体登録必須、月2回の利用回数制限
→月2回に限らず、(利用率の低い)夜間だけでも週1回以上の定期的活動が出来るようにする
→人数要件が適切か再検討する(5人の明確な根拠もない)
・個人利用が出来ない、企業等の利用が出来ない
→自習やテレワークでも利用ができるように周知・広報する
→Wi-Fi整備は早急に!
→空き部屋についても、自習・ワークスペースとして開放する
(現状使えるロビーもほとんど使われていません・・)
加えて、企業・団体のスタートアップ支援として場所の提供をすることも提案しました。
現在、商工会の創業セミナーの一環として、初めての店舗物件の探し方講座はやっているようですが
更に踏み込んだマッチング支援には消極的な姿勢・・・
例えば青梅市では官民出資会社が、実際に募集中空き店舗をめぐるツアーをしています。
前回の一般質問で、企業誘致より「創業支援をする!」と答弁した市ですから、
民間企業・不動産会社との連携・情報提供ぐらいは市としても行っていくべきです。
中途半端な支援ではなく、攻めの創業支援の姿勢を示してほしいと強く要望をいたしました。