足立区都市農業公園 視察
昨日は足立区にある「足立区都市農業公園」に行ってきました。
現在、小平市内でも「(仮称)鎌倉公園」という農を身近に感じる都市公園の
整備の準備を進めているところです。
*計画の素案までは下記よりご覧いただけます。
https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/086/086170.html
ただ、私自身は「農業公園」と呼ばれる公園に行ったことが無かったので、
今回実際に行ってみることにしました。
農業公園と呼ばれる公園は日本各地にあり、
都内にもざっと調べただけで8ヶ所ほどありました。
その中で今回お伺いした「足立区都市農業公園」は6.7haと広大な敷地で、
古民家や交流館等の展示も充実していました。
河川敷が近くて落ち着いた場所でしたが、
すぐ近くを首都高が通っていて「都市農業」といった感じでした。
冬の寒い休日ということで、お客さんは多くは無かったですが、
遊具で遊んだり、イベントに参加するファミリーも。
春になれば梅や桜も綺麗でもっと多くの方が訪れるようです。
行ってみてわかったのは、農業はやはり体験することが重要ということ。
見て楽しむのではなく、実際に土に触れて、収穫をして、それを食べて有難みがわかる。
もちろん展示も重要ですが、その道具を使ってみてわかることがあると思います。
トラクターに乗る体験をしている親子を見ましたが、目をキラキラ輝かせていました。
こういったきっかけで農業に興味をもつのかもしれません。
小平市の(仮称)鎌倉公園でも、農を身近に感じるために、
どんな人をメインターゲットにして、どんな部分で農を感じてもらうのか
明確にしたうえでの計画を進めなければいけないと思いました。
加えて、小平市の農業ということで、市内の農家の皆さんとの意見交換も重要ですね。
様々なワークショップ・意見交換を通して、具体的な計画が今後提示されますが、
中途半端な公園にならないように、提案・確認をしていきたいと思います。