百条委員会(園庭縮小問題調査特別委員会)市長・部長の証人喚問を実施

市内認可保育園の開園時に園庭面積が大幅に縮小した問題について
特別な調査委員会を設置し調査を行っております。

昨日は担当部長・市長の証人喚問が行われ
私は会派を代表して、部長・市長にそれぞれ尋問を行いました

これまでの調査で園庭縮小になった保育園運営事業者が
一次選考は不採択、二次選考で採択となったこと
一次と二次の間に、保育課に不採択になった理由を聞きにいったこと
そしてその理由を聞きに行った場に現市長(当時市議)が同席していたことが明らかになっています。

<本日の証人喚問でわかった経緯>
※下記は手元メモとなる旨ご了承ください。正式な内容は議事録の公開をお待ちください。

・国分寺市議から、当該事業者が一次選考で不採択の理由を聞きたいから
同席してくれる議員を探していると、現市長(当時議員)に打診があった
⇒現市長(当時議員)から「私が行きます」と回答

・令和3年2月中旬に現市長(当時議員)から、担当課長に電話があった。
内容:こどもの森が一次に選定されなかった理由を聞きたい
⇒担当課長は電話で、答えられる範囲で答えた
⇒現市長(当時議員)から、事業者に直接話してもらえないかと打診があり、面談の日程調整した

・令和3年2月17日に、現市長(当時議員)同席で、事業者が保育課を訪ねて不採択の理由を聞いた

※本面談については、課長から部長に当時報告はなかった。

・その後、二次選考では当該事業者が採択された

保育園の建設が始まってから・・・

・現地確認については令和3年11月以降は月に1回程度

※園庭面積の縮小問題が起きたのは、部長も市長も「不可抗力」と認識している

・令和4年1月24日に問題(園庭の面積が大幅に縮小になること)が発覚
⇒その後、市長から事業者へ直接「土地を買ってほしい」と電話

・事の経緯を説明したHP掲載資料の削除依頼が事業者からくる
⇒当初、掲載は適正であると回答したが、その後周知期間が十分経った等の理由で削除

※ただ、HP削除についての基準は無い

また事業者からは、一次公募の提案では「屋上園庭」
二次公募の提案では「地上園庭」で出されています。
今回の証人喚問では、市が一次と二次の間で「屋上園庭」が不採択の理由と伝えたのか否か
今までの調査との意見の食い違いが見られたように感じました。

今後は調査報告書をまとめていきますが
市の公募選定が本当に公正・公平に行われていたのか
書類や現場のチェックに不備や甘さが無かったのか、屋上園庭についての言及等も含めて
担当委員として、本件が起きた問題点や改善が必要な部分を明確にしてまいります。