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石津はるかの政策

石津 はるかの政策:小平市の課題と提言

動物が殺処分される状況を変えたいと、小学5年生の時から議員になりたいという夢を持ちました。
その後、不登校や派遣社員を経験し、動物のみならず人も生きにくい世の中があることを知り
誰もが活躍・再チャレンジできる社会づくりが必要であると実感しました。

地盤も知名度も資金も無い、身内に政治家もいない、私のような一般会社員でも、
しがらみなく、市民の声を代弁できる議員になりたいと出馬し2021年に初当選。

しかし、議員になって見えてきたのは、小平市の様々な課題・・・
市民の皆さんが20年後も30年後も安心して暮らせる小平市にするために
常に一般会社員、民間企業の視点を忘れず、行財政改革の必要性を訴え続けています。

持続可能な小平市にするために

「今が良ければそれでいい」ではなく、将来を見据えた財源確保と行財政改革を。
改革で生み出した財源は、次の世代へと徹底投資。

<現状の課題>
・ふるさと納税で年間「約5億円」が市外に流出している現状
・市長公約の「企業誘致への取組み」はゼロ?!具体的な施策がない。
・市独自の就労支援策がほとんどない。
・市の支出のち、教育費の割合はたったの7.7%(R3年度)
・小平市の職員給与は多摩26市で1位(全国で1位の調査も)

 

<提言>
・ふるさと納税の黒字化を目指し、民間企業と連携!
・税優遇や補助制度等の企業メリットをつくり、積極的に企業を誘致
・市としての就労支援で様々な働き方を支援
(就労に困難を抱える人への積極的支援と企業とのマッチング促進)
・教育への財源を確保。老朽化が進む学校の学習環境の整備へ投資
・公立の不登校特例校の創設。クールダウンが出来る教室の整備
・人事院勧告のみを指標としない、小平市としての給与改定の検討

 ◀不登校特例校の視察風景

市民の利便性向上のために

市役所に行かないと出来ない手続きも多数。
特に、平日日中働きに出ている現役世代は行政サービスが受けにくい。
また、踏切渋滞や狭く危険な道の改善が必要。

<現状の課題>
・オンラインの活用の遅れ、数値目標がほとんど設定されていない
・学校でもタブレット活用が進んでいない
(ICT支援員も他市に比べて極端に少ない、学習ログ活用の道筋も見えない)
・先生用PCと児童・生徒用PCの連携が出来ず、教員の負担が増
・西武新宿線にかかる踏切渋滞、緊急車両が踏切で通れない
(東京都で約18年間検討の状態のまま)
・狭い道・危険な道の改善がなされないまま、宅地開発が進む状況

 

<提言>
・数値目標をもった「来庁しなくてもいい市役所」の実現
(申請はオンラインで完結、窓口はテレビ電話方式で自宅から相談、LINE相談など)
・市内のWi-Fi整備
・ICT・AIを活用して、児童・生徒の個々にあった学習教材と学習進捗確認
(デジタル教科書・アプリ活用、学習ログで苦手を把握)

・西武新宿線の鉄道立体化に向けて、小平市から積極的に都にPR!
・危険な道の積極的整備、都市計画道路の早急な整備のための取組み
・小平駅北口や一橋学園駅周辺などの駅前整備
・送迎バスをもつ民間企業やタクシー会社との連携での利便性向上

 ◀鉄道立体化の先進事例を調査

動物と共生できるまちづくりのために

動物の殺処分ゼロのために
特に数の多い「飼い主のいない猫」を地域で見守る仕組みづくりを。

<現状の課題>
・動物保護ボランティアの負担が大きい
(エサ代・検査や治療費といった経済的負担や
猫の捕獲や市民の相談対応といった負担もある)
・無責任なハトのえさやりによって、ハトやネズミの増殖
・災害時のペットの同室避難ができない

 

<提言>
・市と連携した譲渡会や保護シェルター、相談窓口でボランティアの負担軽減
・地域猫の不妊・去勢手術補助の内容拡充
・飼育困難になったペットの相談支援体制の構築
・条例制定などで、無責任なハトのエサやりの取締り

 

▲つくば市の先進事例ヒューマンアニマルコミュニティセンターキドックスさん視察

安全・安心な小平市にするために

地形として比較的安全と言われる小平市でも災害はいつ起きるかわからない。
いざという時のための実践的な準備を。

<現状の課題>
・避難所管理運営マニュアルが未整備の避難所が10箇所
・配慮が必要な避難者(高齢者・障がい者・妊産婦等の人)を受け入れる福祉避難所のマニュアルがゼロ!
・防犯カメラ設置のハードルが高い(金銭的な面と運用の面)
・災害備蓄品が古いままの避難所がある、不十分な管理体制

<提言>
・1日も早い避難所管理運営マニュアル・福祉避難所マニュアルの全避難所整備(市の支援拡充)
・マニュアルに基づいた避難訓練の定期的実施
・防犯カメラ補助率を上げ、設置しやすくするための制度改正
・デジタルも活用した防災備蓄品の適切な管理・補充

◀小平五小にて避難所管理運営マニュアルを作成

その他、小平市には解決・改善すべき課題がたくさんあります。
小平市の受け身な姿勢・体質を改革しなければ
これから小平市は立ち行かなくなるという危機感も感じています。

改革を主導する政治家がまず、自ら身を切って改革の覚悟を示す
「身を切る改革」として議員報酬も毎月自主的に一部カットしながら活動をしています。

引き続き、政策実現に向けて努めてまいりますので、ぜひ皆さんのお声もお聞かせください。

コメント

    • 綿貫 知己
    • 2023年 11月 15日

    石津はるか様
    応援させていただいている小平市民の1人です。
    現在、小平市に30年程在住し、小平市環境審査委員と小平市立上水中学校の特別支援教室で専門員をしています。
    今日のyahoo!newsを見ると、「「AYA世代」のがん、女性が7割超 乳がんや子宮頸がん多く」という記事を見て、小平市の乳がん検診の開始年齢をインターネットで調べたところ30歳からとなっていました。
    確かにグラフを見ると、数字的には30歳代の乳がん発生率が高いですが、「AYA(Adolescent and Young Adult)世代」も検診の定期検診の必要なのではないでしょうか。
    30代から乳がんの定期検診を小平市は行っているので、他の地域よりも早くから検診を行ってくれていますが、例えば、中学生の中3の女子のみ集めて、養護教諭と学年の女性の教諭による乳がんについての特別授業を市内の全中学校で高校入試が終わって、卒業式前の時期に行うと良いと思います。
    また、予算の関係もあると思いますが、10代、20代のこれ希望者には、乳がん検診や子宮がん検診を行い、門戸を広げてあげることも必要だと思います。
    数少ない若い人が、これからの日本を救います。
    石津様の議員としてのご活躍を小平市民として、期待しています!

      • 石津はるか
      • 2023年 11月 16日

      大変貴重なご意見をありがとうございます。個別にもメールにてご返信させていただきました。今後ともよろしくお願いいたします。

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