本日は小平市の中央公民館にて、初めて猫の譲渡相談会が開催されました！

飼い主のいない猫の保護に関する課題として大きいものは「出口」
保護団体さんが保護をしてくださっても、新たな家庭が見つからないと
保護団体さん、ボランティアさんが多くの猫を抱えてしまう課題があります。
そしてその保護をしている間のエサ代や消耗品代、通院代は完全なボランティアさん負担。
無償で保護活動をしていただいている上に、莫大な経済的負担があるのが現実です。

そこで重要なのが「譲渡会」等の機会を通して新しい家族が見つかることですが
今まではその譲渡会の会場費用もボランティアさんが負担。毎月お金を出して会場を借りてくださっています。

もし公共施設で「譲渡会」が出来たら経済的負担が減るのに・・・というお声をいただきましたが
今まではずっと「公共施設に動物を入れるのはちょっと・・・・・」と言われ続けてきました。
そこで、議会での一般質問で法的根拠が無いことを確認、
他市での実施事例を示して、市長に直接要望をいたしました。

その皆さんのお声が早速実現！！
地域の保護猫団体の皆さんが、綿密な準備をしてくださり
また公民館・環境政策課をはじめとする職員の皆さんのご協力もあって
「譲渡相談会」という形ですが、今回初めて公民館に実際に猫を入れて開催の運びとなりました。

延べ300人以上来場があり、ご縁に繋がりそうなご相談もいくつかあったとのこと！

ここから一匹でも多くの猫が、新しい家庭に繋がることを祈ります。
本日の相談会の為にご尽力いただいた皆さま、大変お疲れさまでした！