活動報告

活動報告

2022年2月22日 スーパーねこの日

本日は「2」が並ぶことで、にゃんにゃんにゃんのスーパー猫の日とのこと。
ちょうど先日は小平市で猫保護のボランティアをしている複数の団体が一同に集まる
市民意見交換会にオブザーブさせていただきました。

4月の一般質問でも「人と動物の共生」ということで、地域猫の話を取り上げましたが、
そこでも提案をした、啓発ポスター・腕章・団体の見える化といったことは
今年度中で実現がしそうな状況で、その詳細を詰める会議でした。

猫の問題は、人の問題が裏に隠されています。
猫の虐待は、人への傷害・殺人事件の前兆となることが多く、
多頭飼育崩壊といって猫を飼いきれず増やしてしまう家は、自身の生活も破綻していることを示します。
エサやりのトラブルも、ご近所トラブルの延長にあったりします。

野良猫の問題を、ただ猫好き VS 猫嫌いの問題にするのではなく
地域の環境保全の観点で、市民みんなが関心を寄せて知ることが重要です。

 

例えば、エサやりについて。
エサやり全てがダメなことではありません。
避妊去勢手術をしたうえで、いわゆる野良猫状態で外で暮らす猫がいます。
その猫は子どもを産むことは無いので、適切にエサをあげて、地域のみんなで見守り育てていく猫で
この猫たちを「地域猫」と言います。

今後小平市では、その猫のエサやりボランティアさんがわかる腕章・名札が出来る予定ですが、
適切にエサをあげてる人がいることを知ってください。

ちなみに避妊去勢手術済の猫は片耳がカットされていることが多いです。
(桜の花びらに似ていることからさくら猫と呼ばれたりします)

そして、完全ボランティアで手術代を自己負担して
自分の飼い猫でもないのにお世話をして、譲渡をしている方々がいます。
そのことをぜひ知って応援していただきたいです。

2022年2月22日の今日は、そんなことも知るきっかけの日になりますように。

■環境省 住宅密集地における犬猫の適正飼養ガイドライン
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2202.pdf

■東京都「飼い主のいない猫」との共生をめざす街ガイドブック
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kankyo/aigo/yomimono/animal_nekogaid.files/30neko-guidebook.pdf

■公益財団法人 どうぶつ基金
https://www.doubutukikin.or.jp/

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