南町田グランベリーパーク・国立競技場へ

ゴールデンウイークは久しぶりに時間を空けられたので
ずっと気になっていた「まちづくり」の先進事例である南町田のグランベリーパークと
小平市の中央公民館をはじめとした中央エリア整備の設計を担当いただく
隈研吾氏の代表的建築の新国立競技場を見に行ってきました。

 

まず南町田グランベリーパークはショッピングモールとして人気の場所ですが
「まちづくり」の観点から見ても、官民が一体となって作り上げた快適な空間となっていて
「南町田グランベリーパーク駅」の中からデザイン性の高い開放的なつくりに。

駅の改札を抜けると商業施設に直結していて
海外に来たかのようなおしゃれな街並みとなっていました。

 

住宅ゾーン・にぎわいの商業ゾーン・にぎわい融合ゾーン・樹林ゾーン・スポーツゾーン等
各エリアの役割は明確になっていながらも、それが上手く融合していて
どの場所にも人のにぎわいができる仕組みづくりがされていました。
エリアマネジメントの考え方の参考になるつくりでした。

 

加えて景観形成の考え方もまとめられていることで
全体に一体感がある景観になっていることにもつながっているんだなと現場を見て学びに。

細かい気配りもできていて、商業施設には珍しいペット同伴もOK!
なんと、ペット用トイレまで完備されているということにも驚きました。
ペットのお散布がてら訪れている人も多く、ニーズを捉えているなと感心。
ゴミ箱はIoTスマートゴミ箱で、太陽光を電力としてゴミの圧縮もできる
そしてゴミの管理・分析までリアルタイムでできる機能までついています。

 

 

またグリーンインフラの取組もあり、新しい公園の形も学ぶことが出来ました。
小平はこんなに土地が無いので、大規模開発は難しいですが
新たなまちづくりの事例として参考に出来るところが多々あると思いました。

 

国立競技場については、実際に中に入れるツアーを開催中ということで
実際にフィールドにも入ることもできて、壮観で感動もしました。
隈研吾氏のデザインの特徴も見ることが出来たので、この特徴を
小平市の公共施設でどのように生かすのか、実用性はどうなのかはチェックをしていきたいです。

 

小平市もこれから多くの公共施設の再整備・駅前再開発がありますので
様々な事例から学んだことを基に提言をしていきたいです。