認知症サポーターになりました!
本日は、小平市の認知症サポーター養成講座に参加してきました。
認知症の人とその家族が安心して暮らせる地域づくりを目指すため、認知症を知るための1時間半の基礎的な内容の講座です。
テキストに沿って、まずは認知症とは何か、症状はどのようなものかを知り、
その後に認知症の方と接するときの心構えや基本姿勢を学びます。
今回の受講を通して、下記のようなことを学ぶことができました。
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・認知症はアルツハイマー病等の様々な病気から引き起こされる「状態」である。
・脳の細胞が死ぬことによって直接起こる、記憶障害・判断力障害等の「中核症状」と、
個人の性格や素質・環境によって起きる、うつ・幻覚・徘徊等の「行動・心理症状」がある。
後者の「行動・心理症状」は適切なケアで治る可能性がある。
・「ものとられ妄想」と言われる、大事なもののしまい忘れを、誰かが盗んだと思う妄想は
「自分が忘れるわけない」という忘れたことを受け入れられない気持ちから現れる。
・認知症の人への対応の心得は「3つの”ない”」
①驚かせない ②急がせない ③自尊心を傷つけない
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地域でも、そうかな?という方を見かけることがたまにありますが、
今まで、どう声をかけていいか迷っていました。
今回の講座を通して、アドバイスをいただけたので、
これからはさりげなく見守ること、声をかけることをしていきたいと思います。
小平市では、毎月認知症サポーター養成講座を行うと同時に、
2名以上集まれば「出張講座」として、指定の場所に行って講座を行うこと、
オンラインでの講座も受け付けていますし、
市内にはオレンジカフェ(認知症の人やその家族、医療や介護の専門職、地域の人など、誰もが気軽に参加できるカフェ)も複数あります。
■認知症サポーター養成講座について
https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/018/018265.html
一人でも多くの方が、認知症は身近なことで、認知症の方が地域にもいることを知り、
そうかもしれないと思ったときには少し気にして丁寧に接してみるだけでも、
きっと認知症の方も暮らしやすいまちになると感じました。
私も明日から早速実践をしていきたいと思います。
■こだいら認知症ガイドブック
https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/060/060105.html