むさしの病院 分身ロボットOriHime視察
先日は小川駅すぐに開院したむさしの病院さんで
分身ロボットのOriHimeを業務に取り入れる試みを視察させていただきました。
OriHimeについては下記より
https://orihime.orylab.com/
様々な事情で家から出ることが難しい方や例えば障がい等で身体が動かせなくても
遠隔操作ロボットのOriHimeを通して遠く離れた場所でも働くことができる。
そんな新しい「働く」現場を拝見しました。
実はこのOriHimeちゃん、数年前に知人を通して知っていて
OriHimeで働く方がテーブルサービスをしてくださるカフェDAWNさんに行こうと試みたことがありました。
その時は満席で利用できなかったのですが、ずっと気にかかっていたので
まさかこんなご縁で再会できるとは・・・感激です!
コロナ禍でテレワークが一気に進んで、オンライン会議システムは当たり前になりましたが
やはりリモートだとコミュニケーションにある種の壁を感じることはあります。
しかし、この分身OriHimeの仕草が可愛くて、実際に人とコミュニケーションしている感覚がある・・・
これが接客等のコミュニケーションが必要な場面であえて分身ロボットを活用する利点だと感じました。
また働く側としても、このコミュニケーションを取りやすいところが働くやりがいに繋がるのだなと。
お伺いした時も静岡県と宮崎県の方がご自宅から操作をされていて、
実際に会話出来るので、まさにお会いしてお話してるようなあたたかみがありました。
そして病院側としても、患者さんの見守りやご案内等をお願いできて助かっているとのこと。
具体的には①病院の総合案内の役割、②精算機の利用方法の案内
③職員の方の目が届きにくい待合室での見守りとご案内、職員への情報伝達 等
本当に多くの役割を担うことが出来ていました。
小平市内でこういった新たな働き方を広めて小平モデルとして各地に拡げていけたらなと感じました。
誰もが自分らしく働けて活躍できる社会を目指して。