外国人住民の方への情報提供
先日、明治大学主催の「中野区長と外国人留学生の懇談会」の聴講をさせていただきました。
ワクチン接種から考える外国人住民への情報提供のあり方ということで、
日本語を読むことが難しい方への情報提供の課題を、
実際の外国人留学生の方のご意見を聞きながら考えるという、とても興味深い内容でした。
特に今回のワクチン接種のクーポン券発送について。
クーポン券発送封筒の表紙に外国語表記がある自治体と無い自治体があること、
外国語表記が無く、重要書類だと気づかずに捨ててしまいそうになったというお話、
また予診票は漢字や専門用語が多く理解しずらいというご意見等、大変勉強になりました。
また、今はどの自治体のホームページにもついている機械翻訳機能。
これも、言語によっては適切な訳にならないこともあるようで、
機械翻訳に頼るのではなく、別途「やさしい日本語」での記載があることも重要と知りました。
小平市ホームページでもつい最近、厚労省の「やさしい日本語」資料が公開されるようになりました。
周りにお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひこちら(ページ下部)をご案内ください。
今後の市からの情報提供についても、常にあるべき視点だということを忘れずに活動してまいります。